昨今世界的にシーフードニーズの高まりがあり、海外に向けて岩手三陸の水産品をお届けしております。主にサバ・イナダ等を中国やベトナム等、アジア圏を中心に輸出しながら、その他の圏に向けて地元の水産品を広める働きかけも行っております。
また、2019年夏(令和元年夏)から海の水産物の有効利用に着目し、ニュージーランドで収穫される天然ワカメの輸入事業に取り組み初め、商品化を目指し取り組んでおります。
ニュージーランド(NZ)は、日本と貿易が盛んであり、頻繁に日本の船が出入りします。
日本船から排出された水中にわかめの胞子が含まれており、育って増殖したこの天然ワカメ。つまり日本産のワカメなのです。
しかし、NZ を含む西洋文化においてわかめ食べる習慣がなく、むしろバイオセキュリティー法上、望ましくない生物と位置づけられています。そこで、廃棄されてしまうこの天然ワカメを日本向けに商品化し輸入できないか?と考え、海外事業として展開しています。
現在、現地法人等と連携し、収穫から加工方法、商品形態の模索を行い、グローバル・フードバリューチェーンの構築にチャレンジしています。