2022.09.23 インターン【サンコー食品インターンヒストリー】海外インターン生編 

【サンコー食品インターンヒストリー】海外インターン生編

 

 

2022年春にサンコー食品での実践型インターンシップに参加した、ベトナム出身のお二人、ヒーさんとタオさん。私のつたない英語を駆使して(笑)、お二人にインタビューを行い、記事を作成しました。お二人の参加の経緯や活動内容、最も印象に残っていること、大変だったこと、インターンを通じての変化などをご紹介します。

 

 

目次

①ヒーさん、タオさんってどんな人?

②なんでサンコー食品のインターンに参加したの?

③どんな活動をしていたの?

④最も印象に残っていることは?大変だったことは?

⑤ヒーさんとタオさんの活動は、サンコー食品にどんな影響を与えた?

⑥インターンを通じて変わったことは?今後の夢は?

⑦編集後記

 

 

 

①ヒーさん、タオさんってどんな人?

 

 

                     ヒーさん          タオさん

 

 

Vy Dinhさん(ヒーさん)

ホーチミン大学経済学部4年(参加当時)。趣味は、ポッドキャストを聴いて自分を癒すこと。

 

Thanh Thaoさん(タオさん)

ハノイ貿易大学2年(参加当時)。趣味は、甘いものを食べて幸せを感じること。

 

 

 

 

②なんでサンコー食品のインターンに参加したの?

 

お二人とも、海外インターンシップやオンラインの国際交流イベントの運営・参加を行う世界最大級の学生団体であるAIESECに所属していました。AIESECの友人や知り合いからサンコー食品でのインターンシップの紹介を受けたことが、参加のきっかけです。ヒーさんもタオさんも、サンコー食品のミッションやビジョンに共感し、国際交流やマーケティングの勉強もしたいという思いから、参加を希望しました。

 

サンコー食品の小濱社長は、ヒーさんやタオさんと面談を重ねる中で、2人の参加への強い思いを感じ、「海外でのインターンを希望する一生懸命な若者の思いに答えたい!」「この2人と一緒に働くのは面白そうだ!」と思ったそうです。ヒーさんとタオさんの、「日本のサンコー食品でインターンしたい!」という強い思いと、小濱社長の「この2人の一生懸命な気持ちにこたえたい!」いう思いがマッチングし、インターン参加が決定しました。

 

 

 

 

③どんな活動をしていたの?

 

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、日本に来ることは叶いませんでした。それでも、社長と1回30分程度のミーティングを、オンラインで週3回行いました。ミーティングでは、小濱社長、ヒーさん、タオさんの思いやビジョンを共有し、意見交換を行いました。サンコー食品事務の千田さんやAIESECのメンバーに通訳に入ってもらうこともありました。

 

お二人は、ベトナムにいながら、大きく3つの活動を行いました。

1つ目は、マーケット調査レポートの作成です。レポートの題名は、『FACTORS AFFECTING THE COMSUMPTION OF IMPORTED SEAFOOD TO VIETNAMESE YOUTH IN HCM CITY』(ホーチミン市の若者の輸入水産物の消費需要に影響を与える要因)。「ベトナムの若者の冷凍イカの消費行動を明らかにすることで、サンコー食品の新たな市場・商品開拓のための戦略建てを支援する」という思いで作成しました。

2つ目は、オンラインでのランチパーティの開催です。タオさんやヒーさんに加え、AIESECメンバー、小濱社長、千田さん、同時期にサンコー食品でインターンをしていた池田さんを交えて、イカレシピを持ち寄ったランチパーティを行いました。和気あいあいとした雰囲気の中、皆でおいしさを分かち合うことで親睦を深めました。(サンコー食品第11期インターン生である池田さんの活動紹介記事はこちら!)

3つ目は、SNSを利用した情報発信です。サンコー食品のYouTubeチャンネル(リンクはこちら!)には「いかのホットポット」や「いかの甘酢炒め」など、ヒーさんタオさんが考案・作成したレシピをアップしており、イカを使ったベトナム料理を発信しました。

 

 

                                                AIESECメンバーや、インターン生池田さんとのランチパーティの様子

 

 

 

 

④最も印象に残っていることは?大変だったことは?

 

タオさんの最も印象に残っていることは、なんといってもランチパーティ。住んでいる場所が遠く離れた人たちと、イカ料理を持ち寄り、みんなで食べ、おいしさを共有し、楽しくコミュニケーションをとれたことに何よりもうれしさを感じたそうです。

一方、大変だったことは、日本の人たちとコミュニケーションをとること。なかなか自分の考えや思いがうまく伝わらないことにもどかしさを感じる場面がありました。考えや思いを伝えること自体に恥ずかしさを感じることもあったそうです。コミュニケーション面での難しさに直面しつつも、伝え方を工夫し、伝わるまで何度も繰り返しトライし続けることで、その壁を乗り越えました。

 

ヒーさんの最も印象に残っていることは、従業員の方々の会社へのロイヤルティ。従業員の方々の中には、10年以上もサンコー食品に勤めていらっしゃる方がいて、そのことに大変驚き感銘を受けたそうです。

一方大変だったことは、マーケット調査レポートの作成。マーケットリサーチをすることにあまり慣れておらず、たくさんレポートの中にミスがうまれてしまいました。レポートをより正確なものにするため、学校の先生やAIESECのメンバーにフィードバックをもらうことで、できる限りミスを減らすことができました。コミュニケーション面にも難しさを感じ、お互いの思いや考えを理解することに苦戦しました。タオさんと同じように、何回も伝わるまで言い方を工夫してトライすることで、相手に自分の思いを伝えることができたそうです。

 

 

                   サンコー食品の方々を交えた、ランチ会の様子

 

 

 

 

⑤ヒーさんとタオさんの活動は、サンコー食品にどんな影響を与えた?

 

小濱社長は、ヒーさんやタオさんとのミーティングや、お二人の調査レポートを通じて、ベトナムに可能性を見出しました。ベトナムは今後、人口増加や経済発展により、生活水準の高い人たちが増えていきます。その人たちをターゲットにして、ベトナムのデパ地下などにサンコー食品のイカを輸出するという戦略です。このように、お二人の活動がサンコー食品の海外進出戦略に大きく貢献しています。

サンコー食品の方々とのランチ会では、大画面にヒーさんとタオさんの姿が現れた瞬間、従業員の方々から「おぉー!」という歓声があがったそうです。サンコー食品の従業員の方々にとって、海外に住むヒーさんとタオさんとご飯を一緒に食べ、コミュニケーションをとったことは、非日常の体験として大きな刺激となりました。

 

 

 

 

⑥インターンを通じて変わったことは?今後の夢は?

 

ヒーさん、タオさんともに、海外でのインターンシップを経験したことで、自分に対して今までよりも自信が持てるようになりました。これから何か始めるときに自信がなくても、プラスになることなら何でも「やってみよう!」と思えるし、リスクをとる勇気が持てるようになりました。

ヒーさんの夢は、自分の人生と仕事を充実させること。ワークライフバランスを実現し、自分の人生は自らの力でしっかりとコントロールできるようになりたいそうです。タオさんの夢は、充実した仕事や人間関係の中で幸せな生活を送ること。日本に対する理解が深まり、「日本に行きたい!」という思いがより深まったそうです。

 

 

⑦編集後記

 

英語でインタビューするのが初めてだったので、インタビュー前は「ちゃんとコミュニケーションとれるかな…」と少し心配でした。インタビューが始まると、私の英語を根気よく聞き取ってくださり、また私が理解しやすいように丁寧に話してくだり、とても助けられました!お二人のやさしさに感謝です!

インタビュー記事以外にも、商談資料作成で使えそうな英語データの検索をしてくださるなど、とても助けていただきました。ぜひ1度会ってお礼が言いたい!

海外でのインターンシップを決意し、サンコー食品をインターン先をして選び、サンコー食品に貢献するために一生懸命頑張った姿勢に本当に感動しています!ありがとうございました!

 

 

                         インタビューの様子

 

 

編集者:サンコー食品第12期インターン生 木下翔