【プロフィール】
竹内陽菜さん(20歳)
大学:横浜国立大学経営学部経営学科2年生
出身:愛媛県の宇和島市
佐:インターンでの壁、挫折は何ですか?
竹:商談で提案するイカの形が決まらなかったり、ニュージーランドのワカメプロジェクトが停滞して方向性がつかめなかったこと、提案書の作成がぎりぎりになってしまったことです。
ー佐:それぞれどうやって 壁を乗り越えたんですか?ー
竹:イカの形は、同じインターン生の清香ちゃんと現場におりて色々試しました。これはどうかなあれはどうかなと相談して、その中にいい形があったのでそこは運かも(笑)
ワカメプロジェクトはニュージーランドから返信が来ず方向性を決めかねていたんですが、コーディネーターの八田さん、小濱社長とがっつりお話ししながらヒントをいただいて考えをまとめました。
どちらにも言えることですが、いろいろな人と話して、自分で考えるだけじゃなくて言葉化する、相手に伝えてみることで自分の考えも整理されて壁を乗り越えていったと思います。
佐:インターンで得られたスキルはありますか?
竹:インターンで得られたこととしては、計画性と視点・視野を広く持つことですね。
インターンでは細かく相手のことを考える必要があって、視野を巡らす経験をすることができました。
今までそのような個々人にまで至る視野を持てていなかったけれど、このインターンで商談先の方や消費者の方、ニュージーランドの方の思いを細かく考えました。
今では前よりも広く視野を持てつつあるんじゃないかな?(笑)
ー佐:そうなんですね、それではどんな場面でそのスキルが日常に生きていると感じますか?ー
竹:大学では経営学部にいるので、授業中や課題で問題の解決策を考える際に前よりも違う視点を持って考えることができるようになりました。
あとは、アイデアを思いつきやすくなったり、生活する中で相手のことを考えながら行動することで責任感もふえた気がします。
佐:将来のビジョンとインターンでの経験は関係していますか?
竹:インターン前から元々持っていたビジョンとして自分で事業をするということがあって、今回のインターンはそのビジョンの実現に向けて一歩でも進むためのワンステップという位置づけでした。
BtoBの商談を通して、これから自分がするであろう経験を積めたことで意識を高く持つことができました。
佐:竹内さんにとって伊藤さんはどんな人でしたか?
最も信頼してた人で、今も良きパートナーです。
竹:私はリーダーになることが多く、どちらかというと出たがりな性格で、今まで心からこの人にまかせたいと思ったことがなかったんですけど(笑)、今回のインターンではせいかちゃんのことを心から信頼してました。
商談に2社行かなければならず、時間がない中で行き詰っていた時もあって、二人で分担について話し合いました。
あと、これは私が勝手に思ってるだけかもしれないんですけど、せいかちゃんも割と私に心を開いてくれていたと思っていて、お互い思っていることを二人でしっかり話すことができていました。
佐:竹内さんにとって小濱社長はどんな方でしたか?
竹:小濱社長はお父さんみたいでした。
私たちのやりたいことや考えたことに対して温かい目で見守ってくださいました。
社長は私たちが自分たちで考えてどう行動するのか期待してくださっていたと思うし、その期待にこたえるために私たちたちがこうしたいと言ったら、じゃあそういう場を設けようといった感じでサポートしてくれました。
違う方向に行ったり緩んでいたときには喝を入れてくれるお父さんのような存在ですね。
忙しいのにもかかわらず話す時間を取ってくれていて、ほぼ毎日話していました。
お父さんであり、ビジネスパートナーとまでは言えないけれど一緒に働く人で、私たちのことをインターンではなくて、一社員として責任を持って受け入れてくださいました。
【これからインターンする人に伝えたいこと】
佐:大船渡の魅力、いい所を教えてください!
竹:大船渡のいい所は愉快な人が多いことです!
私たちは社員さんと一緒にお昼ご飯を食べていたんですけど、辛い時期に、ある社員さんがかつらをかぶって踊りながらでてきてくださって(笑)
その時泣きそうになったんですけど、みなさんの明るさに救われていました。
これ食べな、と食材を色々くださったり、何かと気にかけてくださって話しかけてくださって元気と若さをもらった気分でした。
佐:サンコー食品の従業員さんはどんな人達でしたか?
竹:愉快な人!明るくて温かくて面白い人です!
佐:これからインターンをする人にエールを一言お願いします!
竹:しんどいし、大変でつらいと思うけど、自分の中で妥協せずに最後まで粘ってもがいて頑張ってください!